相続放棄は、どこでどのような方法でできますか?



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借金のイメージ画像家族が亡くなった際、多額の借金が発覚し、相続放棄を決意する人もたくさんいます。

そこで、相続放棄の手続についてご説明します。

 

相続放棄の手続は家庭裁判所で行う必要があります。

裁判などのイメージイラスト相続放棄を行うには、法律で定められた手続を家庭裁判所で行う必要があります。

家庭裁判所は全国にありますが、手続を行う裁判所は、被相続人が生前住んでいた場所の家庭裁判所になります。

 

家庭裁判所に必要書類を提出しましょう。

戸籍謄本のイメージイラストまず、相続人は相続放棄申述書を作成し、申述をおこなう人の戸籍謄本や被相続人(亡くなった人)の戸籍謄本などの必要書類を添付したうえで、家庭裁判所に提出します。

なお、相続放棄申述書は家庭裁判所にも備え付けてありますので、そちらで用紙を取得することができます。

必要書類を提出すると、家庭裁判所はそれらの書類を確認し、必要に応じて、申述人に書面で照会をかけたり、審問に呼び出したりします。これらを通じて、申述人が相続放棄の意思を本当に持っているのかなどをチェックし、相続放棄の要件をきちんと備えているのか確認を行います。

 

申述が受理されると、相続放棄の効力が生じます。

手続のイメージイラストきちんと要件を備えていることが家庭裁判所により確認されると、相続放棄の申述が受理され、相続放棄の効力が生じます。

相続放棄の申述の時に、相続放棄申述の受理証明書を申請しておくと、家庭裁判所から受理証明書が交付されますので、もし被相続人の債権者が訪ねてきたとしても、この受理証明書を示して支払いを拒否することが可能です。

 

相続放棄の注意点

①相続が開始したことを知った時から3か月以内の行うこと

相続放棄はいつでもできる手続ではなく、相続を開始したことを知った時から3か月以内に限定されています。

したがって、この期間に注意する必要があります。

②相続財産の処分、隠匿行為などがある場合は、相続を単純承認したものとみなされることがあること

金庫のイメージイラスト相続人が相続財産の全部または一部を処分・隠匿したり、ひそかにこれを消費したりしたときは、相続を単純承認したものとみなされ、相続放棄ができなくなりますので、注意が必要です。

相続放棄は、決められた期間内に迅速に行う必要があります。

相続放棄をお考えの方は速やかに相続の専門家にご相談されることをおすすめします。

 

 

「相続放棄」についてよくある相談Q&A